結婚指輪が持つ意味

結婚指輪に込められている意味は?

結婚指輪は余程の事情がない限り、日常的に身につけるものです。日常的に身につけるものだからこそ、生活の邪魔になりにくいデザインが多く見受けられます。見た目は無難なデザインとなっていますが、最近は刻印や誕生石がセッティングできる結婚指輪も増えてきました。
しかしなぜ結婚指輪をはめるのか、結婚指輪の意味について把握している方は、少ないかと思います。何となく結婚するからという理由で、購入を検討している方もいらっしゃるでしょう。でも結婚指輪には、とても深い意味が込められているのをご存知でしたでしょうか。

左手薬指の意味

左手薬指に結婚指輪をはめる理由は、心臓につながる太い血管が流れていると信じられていたからです。また左手の薬指には魔力があり、傷や病気を治すことができるとも信じられてきました。神秘的な左手の薬指に指輪を身につけることで、お互いの心を繋ぎ永遠の愛を誓う意味が込められています。
基本的に、どこの部位の血管も心臓に繋がっています。また太い血管がある場所は左手薬指ではなく、心臓近くにある大動脈です。もちろん魔力についても、迷信以外の何者でもありません。でも左手薬指に込められた思いについては、紛れもなく本物です。

リングの意味

指輪のリングの形にも、深い意味が込められています。リングには切れ目がなく、終わりがありません。またリングは四季や月を表しており、「繰り返す自然」を意味するとも言われています。
結婚指輪は、運命によって引き寄せられた2人でしか持つことが許されていないリングです。「2人の愛情は何年・何十年経っても変わりがない」という思いを込めて、交わされるものです。結婚指輪のリングは、2人の愛情の証明を意味していると言っても良いでしょう。

婚約指輪の意味

結婚指輪と婚約指輪が持っている意味は、それぞれに違います。結婚指輪が2人の永遠の愛情を示す一方、婚約指輪は共に人生を歩む契を結ぶ意味が込められています。
婚約指輪にはダイヤがあしらわれており、結婚指輪と比べると豪華なデザインとなっています。